こんにちは🍀TOMOです
実は先月、生れて始めてクモに噛まれました…
しかも悪名高い
セアカゴケグモ
今回、自戒と皆さんへの注意喚起、そしてもしかして嚙まれた?と思われる方への情報共有を兼ねてブログに書き留める事にしました
セアカゴケグモってどんなヤツ?
いわゆるこんなヤツ
オスの体長は5mm、メスの体長は10mmくらい↑の特徴的な見た目をしているのはメスで、人の体に害のある毒を持っているのもメスだそうです
また、存在自体はほぼ全国各地で確認されているようですね
屋外の椅子やベンチの裏、側溝、茂みに潜んでいることが多いそうです(工場や家の中、車のボンネットの中から見つかった例もあります←つまりどこにでもいる可能性があるという事。。)

嚙まれるとどんな症状?(体験記)
当ブログでは他ブログさんでよく見かける「〇〇によると〇〇のようです」「~~が効果的なようです」といった似たり寄ったりな量産型コピペ引用症例紹介はせず、僕自らが本当に嚙まれて体験した
THE・リアル症例
を経過報告形式でご紹介します!!
とその前に、まずはいつどこでヤラれたかに言及しましょう
いつ・どこで嚙まれた??
噛まれた現場は刈谷ハイウェイオアシス岩ケ池公園近くのベンチと思われます
「思われます」と書いたのは、実は正確には何処で噛まれたのか分からない為です。。。
↓の動画でも紹介されていますが、噛まれた瞬間の痛みはほとんどなく、噛まれたことにすら気が付かないのが奴らの恐ろしい所なのです
※この動画、意図的にクモに噛ませるだけに飽き足らず、〆て食うというクレイジー動画となっております。良い子は絶対にマネしないでくださいね…
噛まれた日時は8月20日のおそらく15時ごろ、(噛まれた感覚が無かったため、症状からの推定時刻です)
セアカゴケグモの活動が活発化するのが夏ごろとされているので、
セアカ的にはハイシーズンのタイミングと言えるでしょう
症例・経過日記
さて、お待ちかね?の症例紹介に入ります
まず、今回僕が噛まれた場所がこちら(右足ふくらはぎのあたり)になります
今思えば、ちょうどベンチに座った時にベンチの座面裏側に最も近くなるところですね
噛まれた瞬間~数分後?
何度も書きますが、噛まれた瞬間の自覚症状は全くありませんでしたし、噛まれた事にすら気が付きませんでした。
(なんなら、噛まれたという事実すら状況証拠でしかありません)
しかし、数分くらいたつと
患部がヒリヒリし、痒みが出ました。
「蚊にでもさされたのかな?」くらいの感じでこの時は特に気にせず
30分〜1時間後
1時間くらいたったところでふくらはぎにつったような痛みが走りました
そしてなんか患部がピクピク痙攣?というか脈に合わせて動くなんだかキモチワルイ症状が発現しました(この時点で運転はやめておいた方が良いと判断し、妻に運転交代して帰宅)
2~3時間後
帰宅後、しばらくすると右足ふくらはぎが強烈につったような痛みに襲われました
肉離れ?(したことないけど)と思うくらいの痛み
加えて、患部のみに猛烈な汗が吹き出し、すごく冷たくなりました
(まるで冷えピタ貼ってるような感じ)
ここで「ちょっとただごとではない」と思い、"長時間運転"+"足の痛み" をキーワードで検索
「エコノミークラス症候群」が候補に上がり恐怖に震える。。。
ここで「現場がサービスエリア」「運転直後」と言う事実と合わせて
「エコノミークラス症候群かもしれない」という強い思い込みがこの後の不幸の始まりでした…。
9~10時間後(当日夜11時~12時ごろ)
エコノミークラス症候群を恐れ急遽、八事日赤の深夜救急を受診
もうこの時点で痛みはどんどん広がり、右足の太ももくらいまで痛みの範囲が拡大
もはや歩けないどころか運転すらできないのでタクシーをチャーター
12時間後(夜中の2時~3時ごろ)
救急受診し検査開始
状況証拠からエコノミークラス症候群が疑われたのでトリアージの結果診察順を大幅に繰り上げて
最優先で診察
(本当にエコノミークラス症候群なら血栓飛んだら最悪死にますからね・・・。)
次々運ばれてくる救急患者さんたちの横で画像検査の為フル〇ンで横たわっている僕
ここではまず血液検査&患部のエコー検査を実施しましたが、
血管、血液、筋肉の異常は特に見受けられず、所見は「異常なし」
医師も困惑気味。原因不明だけどたぶん急に死んだりすることは無いだろうという事で
とりあえず痛み止めだけもらって帰宅
その晩は痛み止めを飲んで何とか就寝
長い一日がここでようやく終わりましたZzz…
20時間後~(翌日)
言わずもがな丸一日激痛に悶え、謎のふくらはぎ周りの局所発汗も続き不快感で動けず
44時間後~(2日目)
気持ち前日よりは痛みが引いて自力で歩けるくらいには回復したものの
つったような痛みと謎発汗は健在なので日赤の整形科を再受診
専門医の診察受けるも触診・問診だけではやはり原因全くわからず、精密検査に移行
造影CT、再度血液検査を行う事に
しかしここでも結果は「異常無し」
血管、骨、筋肉、血液全く問題なく医師もお手上げ(それもそのはず原因は蜘蛛の毒)
ここでだんだんと痛みの範囲が狭まって来ている事と症状が局所的(何ならもしかして表面的?)である事に気づき、暇な長い長い検査待ち時間を使って色々調べると
蟲毒の可能性が浮上
痛みが「ごく局所的」、「発汗」と言う特徴から「セアカゴケグモ」の可能性を疑い、よくよく調べてみるとますます症状が当てはまる
クモ毒のようなごく少量の毒であれば血液の炎症反応も出ず、血液検査で異常として引っ掛からない
毒なので当然、血管、骨、筋肉に異常は見られない
検査結果とも符合する・・・。
極めつけは「刈谷」「セアカゴケグモ」でX検索したところ、過去に目撃情報見つかり、ここで自分の中での疑惑は確証に変わる(場所も近い)
刈谷ハイウエーオアシス横の岩ケ池公園でセアカゴケグモが見つかった。ちょいちょいクラスの子ども達を連れてダンゴムシ探してた所のすぐ側。そのうち庭で普通に見かけそう。。
— みかこ (@mikakoforest11) August 29, 2014
ここでお義母様からご心配のライン届き、「刈谷で蜘蛛にやられたかもしれん」と返信したところ
お義母様がまさかの刈谷市職員とお友達で早速情報共有
64時間後~(3日目)
足のしびれとつったような痛みはあるもののだいぶ歩けるほどに回復
まだズボンの布がすれるとヒリヒリとした痛みが走るが日常生活に支障はない
謎発汗も範囲がふくらはぎのごく一部に収束してきた
さらに数日後
殆ど足のしびれも取れ完治
やはりセアカの毒だったのだろう
ちょうどその時にお義母様から刈谷ハイウェイオアシスでセアカがみつかり駆除実施したとの連絡
やっぱりセアカでした!!!
あとがき
調べてみると本当にセアカは至る所に潜んでいるようです
下手したらいつもの公園や家の草陰・・・
君子危うきに近寄らず
「至る所に潜んでいる」くらいの心持ちでいていたいものです。
あといくら夏でも無防備に足を露出してベンチに座ったり草むらに足を突っ込んだりするのもやめようと思いましたね。思えば、その日に限って一日中短パンでうろうろしていた自分も悪いのです・・・
ただ、正木自分がクモに噛まれるなんて夢にも思っていなかったので本当に衝撃でしたし、経験的にはもはやコロナに罹るよりもよっぽどレアな体験をしました
また、今回は噛まれたのが自分でしたが、
子どもが噛まれていても何らおかしくなかった
わけで、そうと思うとゾッとします
大人が噛まれてこの症状ですからね
抵抗力の弱い子供が噛まれると最悪死に至ることも稀にあるとの事なので、こども達には最低限長ズボン、危険な草むらや物陰には近寄らせないことを徹底しようと心に誓いました
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