世のお父さんお母さんにとって育児の中での悩みのタネの一つが、夕方子どもが突然泣き出す謎現象、黄昏(たそがれ)泣きだと思います。
うちのお嬢もご多分に漏れず、毎日夕方6時頃に黄昏泣きが発動します。
一度発動するともう抱っこしてもおもちゃであやしても効果ゼロ。
こうなると家事なんて二の次でまずはなんとか泣き止ませたいところ。
というわけで、今回は黄昏泣きの攻略法を考えてみました。
黄昏泣きとは
そもそもまず黄昏泣きとはどういうものなんでしょう?
とあるサイトによると・・・
生後2週間を過ぎたころから、原因ははっきり判らないけれども、日中に赤ちゃんがぐずることがあります。時にはどう対応しても赤ちゃんが落ち着かず泣き止まないことがあります。
生後2~3ヶ月が最もひどく、期間は 赤ちゃんによって変わりますが、生後6ヶ月頃には治まっていきます。
パンパース公式HPより抜粋
らしいです。
原因がよくわからないとか、もうこの時点で既に絶望的な気がします。
ただそう簡単に諦めてしまっては元も子もないので、今回も色々と試行錯誤してお嬢の黄昏泣き攻略を試みました。
試行錯誤
おもちゃの遊び方を変えてみる
↑我が家のおもちゃ達
まず真っ先に思いついたのが、おもちゃ遊びに飽きちゃってるんじゃないか?と言う事
なので、おもちゃの遊び方に変化をつけてみることに。例えば
①今日一度も遊ばれなかったおもちゃを登場させてみる
②同時に複数使ってみる
③動きや音に変化をつける
を実践してみました。
効果
正直なところ効果はそこまで高くなかったです。
しいて言うなら音が鳴る系のおもちゃが少しは目を引きましたがしっかりご機嫌戻るまでには至らず。
手遊び&お歌
おもちゃがだめなら手遊びやお歌はどうでしょうか?
効果
これも一度泣き出してしまってからは効果はイマイチでした。
そもそも手遊び&お歌は機嫌が良い時じゃないと相手してもらえませんね。。
絵本の読み聞かせ
今までの2つがどちらかと言うと身体的な刺激を与えて興味を引いていく方向だったので、今度は視覚的+聴覚的に攻める絵本の読み聞かせならどうでしょうか?
効果
↑我が家の絵本たち
結論言うと、うちのお嬢の黄昏泣きに対しては本の読み聞かせが一番心を掴めることだと判明しました。
ただし、読み聞かせをする時にも少しコツが必要で
①一緒に横に寝転んで目線を同じにする。
②文字が沢山ある絵本か音が鳴る絵本を選ぶ。
この2つのポイントを抑えるとより効果的だとわかりました。
考察
なぜうちのお嬢には絵本の読み聞かせが良かったのか考えてみました。
絵本の種類
昼間お嬢の相手をする時は、たいていおもちゃで遊んだり、手遊びする事が多いです。
絵本の読み聞かせもしますが、文字の多い本よりむしろ、絵の多い本をよく使っています。
↑我が家の2大ベストセラー。全ページがカラフルな色使いで赤ちゃんの目を引く絵や模様が描かれてます。
一方で夕方の黄昏泣きに有効だったのは文字やセリフが多い絵本で、ボタンを押すと音が鳴る変り種の絵本も案外ウケは良かったです。
↑ボタンを押すと色んな動物の鳴き声がする絵本。誰かからもらったものでかなり年季入ってます。
つまり夕方の黄昏泣きに対しては、絵や模様で視覚的に目を引く絵本よりも、声や音をたくさん聞かせて聴覚的に刺激を与える絵本の方が興味を引いていた訳です。
しかも①のコツで書いたように、すぐ隣で寝転んで読んでいるので、僕の声が近くで良く響いて聞こえているのも良いのかもしれません。
(ただ、盛り上がりすぎて手を振り回してくるのでよく顔を殴られます)
仮設1:違う種類の刺激が有効
もしかしたら、普段昼間に多く受けるのと違う刺激を与えた方が黄昏泣きには効果的なんじゃないでしょうか?
それがたまたまうちの子にとっては聴覚的な刺激だったという事だと思っています。
おそらくですが、昼間に絵本の読み聞かせが多い赤ちゃんにとっては、たぶん別の刺激(例えば手遊びみたいな触感的な刺激とか)が効果的なんじゃないかと思います。
仮設2:複合的な刺激が有効
絵本の読み聞かせでは視覚的+聴覚的、2種類の刺激を同時に与えられるわけで、赤ちゃんにとってはかなり複雑な刺激になっているとも考えられます。
つまりあやし方を工夫して、いくつかの種類の刺激を複合的に与えることができれば、黄昏泣きに対抗できるのではないでしょうか。
まとめ
つまり、夕方の黄昏泣きに有効なのは昼間と違う種類の新しい刺激を意図的に与えてやることだと考えます。
なので
- 昼間にあまり受けない違った刺激
- 複合的・複雑な刺激
を与えてやる工夫をすることで赤ちゃんの興味を引く事ができ、黄昏泣きでどうしようもない時でもあやすことができると考えられます。
黄昏泣きでどうしようもない時、普段昼間のあやし方を踏まえて、新しい刺激を試してみてはどうでしょうか?
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