【相生山緑地ホタル】2024年の見頃や鑑賞の時間帯は?駐車場や鑑賞ルールについても紹介

ホタル

ホタルといえば豊かな自然の象徴!

実は野生のホタルが名古屋でも見る事ができるんです!

 
名古屋で野生のホタルが観賞できるっていうコトはあまり知られてないんですが

その筋では結構有名なんですよ!

 

ということで今回は、名古屋でホタル観賞できる相生山緑地公園を紹介します

天白区の相生山緑地が今回の舞台です
相生山緑地は名古屋市天白区の東部丘陵地帯に位置する原生林の里山地帯です

ヒメボタル

ホタルの種類

ここで見られるホタルはいわゆるホタルの代表格ゲンジボタルではなく、

ヒメボタルという種類

大きさは6mmくらいでゲンジボタルの1/2〜1/3くらいと小ぶりなサイズ
光の色は白く、光り方はチカッチカッと短い周期で明滅し、まるで星がキラキラと瞬く様

群生地帯に入りこむとそれこそ星空をひっくり返した様な辺り一面が光の海

とっても幻想的な雰囲気です

ホタルの光

※写真はイメージですが、ホントにこんな風に見られます

鑑賞時期について

シーズンは

5月下旬〜6月初旬

 
梅雨明け~初夏の少し気温が上がり始める頃に最も見ごろとなります

 

↓参考に今年(令和5年)の気象庁のリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください

気象庁|令和6年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
気象庁が提供するページです

 

あと、ホタルが最も活発に光りだす時間帯は

夜の21時頃〜3時頃

なので、この時間帯が一番見ごろとなります!

観賞スポットは?

オアシスの森の地図

観賞スポットは↑の地図に×印で示した3か所!!

 

ただ注意点として、3つのスポットには到達難易度があります

初心者向けの林道から道なき山道を進んでいく上級者向けまで

今回は到達難易度別に紹介します!

レベル1(初心者向け):相生口→竹の小道エリア

竹の小道

ここは相生口から入ってすぐなので一番アクセスしやすいポイントです

 

道も整備されているので動きやすい服装であれば特別な装備も特にいりません

 

ちなみにここのあたりでは小さなお子さん連れやお年寄りも見かけますので、

子連れで行くならこのポイントがおすすめ!

 

写真は昼の様子ですが、この竹藪一面が光の粒で埋め尽くされるのを想像してください!

レベル2(中級者向け):山根口→梅の小道の奥

梅の小道

ここはちょっと玄人向け

写真には写っていませんがポイントは梅林の突き当りにあるちょっとした広場と、さらに進んだ山林

ここでたくさんのホタルが見られます!!

 

山道に分け入っていくので足元がしっかりした靴や防虫対策など軽い装備は整えて行った方が無難

ここはどちらかというと地元民が鑑賞によく使っているポイントな気がします

レベル3(上級者向け):(たぶん)いのちの谷の奥

最後のポイントは(たぶん)いのちの谷の奥

残念ながら参考写真はありません。。

 

たぶん、というのは正確には僕にもどの辺りなのかよくわからないからです(ゴメンナサイ)

ここへはさすがにガイド無しで目指すのは危険です

下手したら暗闇の山林で迷子になる恐れがあります!

 

ただ、ここが一番ホタルがきれいに見られるポイントです

 

行けばわかりますが、無事たどり着くと

たくさんのカメラマンがガチンコのカメラでガッツリ撮影しまくってます

それだけ超穴場スポットという事!

ここへは道なき山道をガシガシ進んでいかなければならないので

 

ハイキング~軽い登山レベルの装備

で行くことをお勧めします

駐車場はあるの?

基本的には緑地公園の専用駐車所は無いと思ってください!

車でお越しの際は近くのコインパーキングに停めるようにして、

くれぐれも路上駐車は控えてください!!

 

深夜とは言え、あくまでも周りは人が住んでいる宅地です

近隣の方々の迷惑になるような路上駐車はしないようにして下さい

 

ちなみにコインパーキングは相生山口に近い名鉄協商かタイムズを利用すると良いと思います

駐車場

鑑賞マナーについて

路駐はやめて!

路上駐車禁止!

シーズン中はホタル鑑賞でやってくる人の路上駐車が特に多くなります

近隣は住宅地なので車で行く場合は路駐は控えて、なるべくコインパーキングを使ってください

ゴミのポイ捨て厳禁!

ポイ捨て禁止!

ゴミをその辺に捨てていくのは言語道断!

里山の自然を守るためにも、ゴミの持ち込み・ポイ捨ては厳禁です!!

懐中電灯は使わない!

懐中電灯禁止!

これはたまに見かけますが

懐中電灯やケータイのライトは基本使用禁止です!

 

というのも、ホタルの生息地である緑地内は電灯や照明は一切無い暗闇の山中で、ホタル観賞はそんな暗闇の中を目を凝らして足元の悪い山中を進んでいきます

そんな中でやっと暗闇に目が慣れてきた矢先に懐中電灯で照らされると、せっかく暗闇に慣れた眼が戻ってしまって迷惑ですし、とっても危険です!

また、蛍の微かな光を見失ってしまいます。 

なのでよほどの危険がない限りは極力、懐中電灯やケータイのライトは使わないように

十分暗闇に目を慣らしてから入山するようにしましょう

ガイドさんに案内してもらおう

シーズン中はボランティアのガイドさんがあちこちに居て案内してくれます

 

大まかには観賞ポイントは変わらないですが、厳密には毎年ピークのポイントが変わりますので、その年のポイントまで道なき山道を分け入って行くのは土地勘ある地元民でも難しいです

 

なので初めての方はガイドさんに案内してもらうのが良いと思います

豊かな自然を守る

豊かな自然のイメージ

相生山のホタルはいまだにその生態が明らかになっておらず、大学での研究対象にまでなっている

とっても貴重な存在です

またホタルの生息域である相生山自体も貴重な存在として注目されていて自然保護運動も盛んです

 

鑑賞する側も木を切ったり折ったりしない、ゴミを捨てない等、自然を大切にするよう心がけましょう

参考:弥富相生山線と観光資源化計画

最後に相生山緑地とホタルを語る上で欠かせない弥富相生山線と観光資源化の計画に少しだけ触れます

 

「弥富相生山線」道路計画。これは2004年に着工が始まった相生山緑地を南北に突っ切る道路建設計画で、当時の島田、野並交差点の渋滞緩和する目的で進められた計画だそうです

 
しかし実質的に道路建設により得られる交通への影響やもたらされる地域への恩恵は少ないとされ、影では政治的思惑が大いに注ぎ込まれた開発計画であると考えられています

 

しかし、2010年には河村たかし市長が環境への配慮から道路建設事業自体を中止としました

 
代わりに、「世界のAIOIYAMA」と題し、ふれあい広場やデーキャンプ場を作る構想を示しました。道路建設よりはマシかもしれませんが、豊かな環境に手を加えるという意味ではどちらも変わりなく、貴重な里山環境を観光資源として作り変えようとする気持ちが個人的には理解できません。(結局その事業計画も今は諸事情により停止している模様ですが)

 

豊かな里山という、存在するだけで価値ある自然を最低限の手入れだけで維持する
そういう姿勢で十分だと個人的には思います

 

下手に手を加えなくても、ただそこにあるだけで価値のある存在というものもこの世の中にはあると思うのは自分だけでしょうか?

さいごに

新しい商業施設やグルメばかりが注目されることが多い名古屋ですが、実は野生のホタルも生息できるような豊かな自然環境が残っているんです

商工業として発展を続ける一方で、こういった豊かな自然もすぐそばにあり続ける。

こういったところも名古屋という町の一つの魅力だと思います。

 

最後に、相生山とホタル鑑賞に関しては公式HPがあります。もし興味あれば、こちらをご覧ください。

 

いかがだったでしょうか?

今回は名古屋の里山でホタル観賞をテーマに名古屋市天白区の相生山緑地について紹介しました

参考になってくれたらうれしいです

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コメント

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