『理想の夫』・『理想の旦那』って何だと思いますか?
僕自身、よくこの事について考えます
男性目線、女性目線、価値観、家庭環境によって答えはいくらでもあると思います
たとえば
- 優しくて包容力がある
- 細かのところに気が利く
- 心にいつも余裕があって頼れる
- バリバリ働いでたくさん稼ぐ
- 仕事も家庭も両立
- etc
挙げ出したらキリがないですが、とにかく『理想の旦那像』って色々あると思います
結局キャラクターによる
結局、今まで自分がどんなキャラクターを築いてきたかによって変わってくるわけですが、
そんな「自分というキャラクター」を前提とした上でパートナーから
『どんな自分が求められているのか』
『それに合った行動がとれているか』
この2点で『理想の旦那かどうか』が評価されます
なので
『パートナーから求められている姿』であり続ければ評価は自然と高くなる
わけです
※これは別に家庭内だけの話じゃなくて職場や友達関係でも同じことが言えるわけで、自分が周囲から期待される姿で居続けられれば他人からの評価は上がり続けますよね
理想の旦那で居続ける事のトラップ
ただここでトラップが・・・
常にパートナーから『求められる旦那像』で居続けるのってものすごくタイヘンです
というか多分、現実的に不可能です
なぜでしょうか?
ここから3つ理由を紹介します
その1:「求められている姿」がそもそも違う
まずはコレ
求められる姿を間違えるパターン
そもそも
他人から求められる姿を正しく理解することはとってもムズカシイです。
自分に求められるものを正しく理解できず、間違った方向に走ってては残念ながら空回り…
それどころかパートナーに尽くしているつもりが
『デキない夫』『使えない旦那』扱い。。。
そうならない為にも、自分に本当に求められているものが何なのか、どんな自分でいることが求められているのかをよく理解することが必要です
そのためにもパートナーとのたくさんの対話が絶対に必要です!!
喧嘩したっていいんです
いや、むしろ喧嘩や衝突はお互いの価値観のズレからおこるものなので、
喧嘩こそお互いの理解を深める絶好の機会!!
喧嘩を通してお互いの思いや考えをしっかり伝えて、理解を深めればいいんです
もちろん殴り合いの喧嘩はダメですよ
その2:人間の評価は『減点方式』
もうひとつ
人が人を評価する『方法』が問題です
というのも人が人を評価する時、基本的に『減点方式』で評価してしまうんです。つまり、
〇〇してくれた!(プラス評価) ではなく
××してない!/××できてない!(マイナス評価)
という心理で評価してしまっているというワケ。しかも近しい人、信頼している人であればある程、この傾向は強くなります
※これは人間の本能というか基本的な性質なので、意識しないと必ずこういった思考になるんです
結局のところ
パートナーから信頼される存在であるほど皮肉にも評価されにくくなる
という現象が起こります
デキる男のハードルは徐々に上がる
これも厄介な問題で、
一度デキる男になってしまうと、求められる『当たり前レベル』がどんどん高くなっていきます
こうなるとちょっとしたミスや取りこぼしも減点ポイント・・・
これも残念ながら人間の基本的な心理作用なのでどうしようもありません。。。
誰かから『評価されたい』『期待されたい』と思う事がNG
そもそもパートナーと言えど所詮は他人
他人から『評価されたい』と思うこと自体が大間違いです
そして本来そもそも、誰も人が人を評価する権利なんてないはず
なのにいつの間にか「もっと評価されたい」「もっと良い夫になりたい」なんていう思考に陥ってしまうと
- 評価を得るために自分に無理をする
- 完全パーフェクトな存在を目指してパートナーのご機嫌取りと化す
という、どちらに転んでも地獄の末路しかありません
じゃあどうすればいいのか??
人の期待に応える生き方はしんどいです。ではどうすればよいのか?
答えはたった一つ
決して他人のご機嫌取り=ピエロになるな!
まず対人関係についてはパートナーであっても、自分は自分!他人は他人!!
まずは『自分と他人の線引き』をすることが大切
パートナーの気持ちに寄り添うことと、気持ちよくいてもらう為にご機嫌取りに徹する事は全くの別モノ
確かに常にパートナーの機嫌を優先してれば衝突もなく、常に自分が折れて生きれば平和に日々が過ぎていくかもしれません
でもそれはぶつかり合う事から逃げたただの臆病者
ぶつかり合わなきゃ人を理解できないし人に理解なんてしてもらえない
ぶつかり合うことを恐れないで、自分らしく生きるために勇気を出して今一度パートナーと向き合ってみてください
今回この記事を書くにあたって参考になった書籍を紹介しますのでぜひ、参考にしてみてください
①アンガーマネジメント
・・・怒りに身を任せない技術
喧嘩する時は冷静に。怒りに任せた言い合いは何も生みません
②反応しない心
・・・ストレスに対する感情のコントロール術、マインドフルネスの思考法
レベルの高い感情コントルールのヒントになるはずです
③嫌われる勇気、期待しない生き方
・・・自分らしく人生をラクに生きるための知恵
自分は自分、他人は他人。自分の人生はだれのためにあるのか今一度気が付かせてくれる良書
特に「嫌われる勇気」は一生に一度は読んでもらいたい人生の教科書ともいえる一冊です
些細な事でも心が揺れやすい自分への戒めの意味も込めてこの記事を書きました
この記事が誰かの参考になってもらえたらうれしいです🍀
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