最近まで良いお父さんって言うのは家事育児スキルが高くて積極的にできる人の事だと思ってました。
でもそれだけじゃ良いお父さんとは言えないんですね。
お母さんの不安に耳を傾けられる器の広さ
お母さんは毎日、家事と子どものお世話をしながら、たくさんの悩みや不安を抱えて生きています。
こればっかりは僕らお父さんには完全には理解し得ないところです。
特に、子どもがまだ喋れない小さなうちは誰とも会話できずに一人悶々と不安を抱えながら子どもと向き合っているお母さんも少なくないと思います。
そんな中で、やっぱりお父さんがいてくれるという安心感は大きいんじゃないでしょうか。
なのに、僕らお父さんは仕事で疲れて帰ってきて、自分のことで精一杯になっちゃってませんか?
お母さんとお話してますか?
お母さんにとって、僕らお父さんにして欲しいと思ってることは、簡単ですが、やっぱりたくさん話を聞く欲しいということです。
疲れて家に帰るなり「今日仕事で・・・」と愚痴りたくなる気持ちはわかります。
でも、お母さんからしたら外の世界に出れるだけでも羨ましい。外の世界の悩みがあるだけ幸せと思ってるかもしれません。
自分のことばっかり話したくなる気持ちはわかりますが、お母さんの話にもしっかり耳を傾けて、不安や悩みを聞いてあげましょう。
仮に理解できなくても、答えを示せなくても構わないと思います。
ただ、聞いてあげること。ここに吐き出す所があるよ。ってわかるだけで人間は安心できます。
家族の中で、これはお父さんにしかできないことだと思います。
なにもできなくても、ただ近くにいて話を聞いてくれるって言うのはに心の支え、拠り所なんです。
一番お母さんが嬉しいこと
最近思うのは、お母さんにとって僕らお父さんに一番してもらいたいことは、家事でも、子供を見ててくれることでも無いと思います。
もちろん先に書いたように、たくさん話を聞いてくれるのは望みだと思います。でもそれ以前に
一刻も早く帰って来て欲しいんです。
仕事が忙しくて残業しなきゃいけない気持ちはわかります。僕もそうです。やらなきゃいけないことは山のようにあって、やってもやっても終わりが見えない。
でもここのところ思うのは残業で帰りが遅くなるほど、だんだんと自分自身が辛くなってるように思えます。
もはや多少の残業代と交換するには得るものが少ないと感じます。
家事に参加できない事で、逆に負荷が増える
子供のお世話をしながら家事を両立して完璧にこなすことは無理です。どんなに工夫しても限界があります。
だからこそ僕らお父さんのサポートは必須なんです。
にも関わらず、帰りが遅くなってしまうと、もはや家のことは後回しで段々家庭が回らなくなります。
こうなると疲れて家に帰った上で、まず家事を何とかする事になり、僕らお父さん自身に負担が跳ね返ってきます。
仕事に集中できない
残業すればする程、家のことや子供のことが気になり出してどんどん集中できなくなりませんか?
こうなるともう、効率も悪くなる一方で、仕事のクオリティも右肩下がりです
どちらもできない自分に自己嫌悪する
結局最後は、仕事も家の事もどちらも出来てない自分に焦り、自己嫌悪することになります。
もはやこの時点で何も良いことはないです。
子どもに会えない
そして極めつけは子どもに会えない事です。
仕事で遅くなって帰ると、もうとっくに我が子は寝かしつけられていて、せいぜい寝室で寝顔を眺めるくらいしかできません。
ご機嫌に遊んでいる顔も不機嫌に泣いてる顔も見れません。
こんな生活を続けていると、子供に顔を忘れ去られます。たまに早く帰れた時、久しぶりに子どもの顔を見るや
あなた、だぁれ?
って顔をされると結構ショックですね。
まとめ
自分には大して何もできないから、とか思うお父さんもいるかも知れません。
でもお母さんの話を聞いてあげることは誰にでもできるはずです。
仕事で忙しいお父さんもできるだけ早く家に帰ってお母さんといっしょの時間を過ごしましょう。
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