11月に入り転職にも動きが見え始めます
会社には正式に辞意を伝え、引き下がれない状況になります
これまでの経緯はこちらの記事をご覧ください↓
2021年11月
休職期間も1か月が経とうとしていますが
11月は徐々に転職活動に終わりが見え始めます
休職生活第4週目(11月第一週)
この週は面接が無い代わりに心療内科とITパスポート試験がありました
心の具合
3回目の心療内科で前回やったバウムテストの結果を受け取しました
ちなみに前回の診断の時、僕は自信満々に渡された紙いっぱいに
「地面に力強く根を張る元気で立派な大きな木」
を描きました
(こんな感じの木の絵を描きました↑↑)
【診断結果】
- 理想の自分が大きすぎて、それが自分自身を追い詰めている
- 感受性が強く、外部からの影響をとても受けやすい
- 現在、周りから非常に強いストレスを受けている状況
うえぇぇ、すごくネガティブな評価 (;´・ω・)
ショックだったのは目いっぱい元気な木を描いたつもりが、心理学的は
『センシティブで傷つきやすい人間、現在とてもストレスフルな状態』
と診断されてしまったた事です
理想の自分という存在が今の自分を苦しめているんだろう
とはいえこれが今の自分なので受け入れて前に進むしかない
(あとで妻に見せたらショックを受けてました)
ITパスポート試験
休職期間中、実は密かにITパスポートを受験することにしていて勉強を進めていました
ITパスポートはIT知識だけでなく業務・プロジェクトや経営・財務、マネジメントに関する
基礎的な知識を問われる国家資格試験ですが、
「社会人としての基礎的な教養」
の有無を測る試験と言えます
難易度は比較的高く合格率は70%程度で国家試験としては難易度は低めで
どちらかと言うと転職者向けと言うよりは大学生が就活の為に受ける試験というイメージ
最近では新入社員研修や主任昇進要件にする企業もあるほどです
そして今日はその試験日
勉強はネットで評判良さそうな
「みんなが欲しかった!ITパスポートの教科書&問題集」で知識武装
実戦形式の模試は「過去問道場」を利用して挑みました
勉強の期間は約2週間(総学習時間は約30時間くらい)
一般にIパスポート合格の為の勉強時間は
100時間
と言われていますので圧倒的に勉強量は少ないです
ちなみに事前の下調べのつもりでYouTube見てたんですが
「Iパスは寝てても取れるパスポート『ネテパス』ッすよwww」
とかDisられていました😅
というワケで
「ま、これなら2週間も勉強すりゃ十分ッしょ」
とタカをくくっての受験・・・
600点以上で合格らしいのでだいたい7割くらいで合格という見込みに対し
過去問道場での模試も毎回8割強は取れていたので、そこまで不安もありませんでした
しかしいざ受けてみると
過去問より全然むずいじゃねぇかバカヤロウ!
てか教本に書いてなかった時事ネタの問題とかガンガン出とるし、、、
声を大にして言いますが決して寝てて取れるパスポート(ネテパス)じゃないです
寝てたら落ちます、ちゃんと勉強しないと受かりません
ちなみに結果はというと、、、
725点
受かりました🌸
休職生活第5週目(11月第二週)
この週にC社の最終面接に挑みます
エージェント経由の求人案件
マイナビエージェント経由で紹介してもらった
IT機器メーカー(AT社)の書類選考結果が届きました
結果は
【不合格】
まぁ、未経験なんでIT系は望み薄と思ってはいましたが
書類くらいは通るだろうと期待していただけに箸にも棒にも掛からなかったのはショックでした
しかし凹んではいられない
夕方からC社との最終面接
動揺で精神状態は最悪だけど、やってやる!
C社最終面接
C社の最終面接も対面のスタイル
前回と同じく、車座に着席して前回と同じ技術担当マネージャ3人が相手だが
今回は社長も同席
風貌はいかつい眼鏡にびしっと固められたリーゼント
これだけでもすでに威圧感は十分ッ!
しかし、そういえば
企業を率いる『社長』という人間と直接対面で話すなんて初めての機会、、、
そう思った瞬間、緊張のあまり手汗が止まらない
完全に気圧されモードで開戦!
どんな質問が飛び出すかと身構えていると
開戦直後からリーゼント社長の怒涛のマシンガントークが炸裂ッ!!
↑さながらシュトロハイム大佐の重機関砲が如きの超マシンガントーク
(マズい!完全に主導権を握られている!なんとかこちらの拳を当てに行かなければ…)
リーゼント社長のわずかな隙を突いてこちらもアピールの拳を叩き込むも
圧倒的な手数の前に明らかに決定打にかける、、、
そしてタイムアップ
唯一のヒットは趣味の話くらいでほとんど手応えなし
約1時間、ほとんどリーゼント社長のお話に相槌を打ってただけで終わりました
死んだな…
休職生活第6週目(11月第三週)
休職生活第6週目にしてやっと僕の転職活動にひとつの決着がつきました
諦めて手札(転職先の企業候補)を増やそう
先日のC社との面接の出来があまりに良くなかったのでC社には期待せず
再度手札(転職先の企業候補)を増やす事にしました
とりあえずビズリーチの企業スカウトで面談希望が来ていた
豊田の設備系ベンチャー(E社)
との面談をセット
正直コチラも内容的には正直全く興味はなかったんですが、
C社同様に「話を聞いてみたら意外とイケる説」は否定し切れないので
まずは面談だけしてみる事にしました
面談してみて会社の概要や仕事内容、就労条件をまとめると以下でした
- 給料は良さそう(現職給与保障:600万くらい?)
- バリバリの現場・土方系
- 大卒はおらず社長含めみんな高卒
- 設備業者なので土日出勤がデフォ
- 在宅不可・出社勤務マスト(しかも勤務地豊田)
- 地方出張アリ
3についても引っ掛かったので聞いてみました
人事担当「〇〇(僕)さんは大卒ですけど、うちの会社はフラットな社風で社員同士の垣根とか無いんで大卒でも高卒でもみんな仲良くやれますよ」
僕「なるほどそれなら安心ですね」
(いやアンタ、なぜそう言い切れる??みんな高卒なのにオレなんか入ってったら、絶対浮くじゃん)
入社したら最後、おそらく
一人浮いた存在になって仲間は誰もいない
だろうと容易に推察されました
と言うのも、今の会社でも現場ではよくあったんですよ
『大卒ディスり』
現場仕事って圧倒的に高卒が仕切ってて、力も裁量も彼らが握っています
そんな中で素人同然に大して腕が無いかわりに学だけはある
大卒という人種を裏でディスるんです
僕みたいな毛色の違うパズルは上の写真みたいにピッタリ馴染む事はまずありません
100%仲間外れに遭う
これは全然大げさな話じゃないです
自分の職を考える上では
「同類がいるか」
というのは仕事のやりやすさや働きやすい環境という観点でかなり重要な要素で
これは前に紹介した「科学的な適職」という本の中でも触れています
よって、この時点でE社は選考に進むのはやめました
C社の合格発表
数日後
一応合否連絡の機嫌が今日までのはずだが、いまだにC社の内定連絡が来ない
家でじっと待っていると「蛇の生殺し状態」で頭がおかしくなりそうなので
近所のサウナで心を無にして連絡を待つことにしました
しかし、全く整わない。
と言うか集中ができない。
やっぱり精神不安定だと雑念が多くて集中できない
一旦風呂から上がって脱衣所でスマホを確認すると一通メールを受信していました
【内定のご連絡】
来た!!ついに来た!!
内定!!
面接の感触は最低だったから絶対落ちたと思ったが、なんとかC社は引っかかった模様
脱衣所でスマホ片手に全裸でガッツポーズ
興奮のあまりパンツも履かずそのままの状態でTwitterで内定報告ツイート
やった❗内❗定❗出た❗❗
— TOMO@失業中の32歳 (@tomodannagoya) November 19, 2021
興奮する僕のもとに誰かが近づいて声をかける
「お客さん、脱衣所でスマホは止めてください」
(あ、清掃のおばちゃん…)「はい、そうですよね、すいませんでした。」
追って労働条件通知書を送ってもらう事になった。
いずれにしてもここでの『勝ち1』は非常にでかい!
ここまで連戦連敗で『勝ち0』
このまま決まらなかったら本当にヤバいと言う不安感で押し潰されそうだった僕にとって
「とりあえず食い扶持はできた」という心理的な安心感はとてつもなくでかい物だった
今日くらい良いよね? pic.twitter.com/Kk68XtYwA4
— TOMO@失業中の32歳 (@tomodannagoya) November 19, 2021
休職生活第7週目(11月第四週)
この週ではダメ押しの追加エントリー、会社への辞意表明、そしてあるサプライズがありました
ダメ押しの追加エントリー&ビズリーチのプロフィール書き直し
C社合格を受けてもうここで決めてしまっても良かったんですが
内定承諾可否回答まで猶予があるので、もうちょっと転職活動は続けようと思い
エージェントと最期の電話面談
- 市内の出版社G社(エンジニア職)
- 豊田の食品機械メーカーのTM社
の2社をダメ押しで追加エントリーすることにしました
あとは特に意味は無いんですが、ビズリーチのプロフを盛りまくりリバイス
つよつよエンジニア風
にして遊んでみる事にしました
(但し、嘘は何一つ書いていませんよ)
会社へ辞職意思表明
ついに上司に会社を辞める意思を伝えました
上司は「そうか、わかった。君の人生だから引き止めはしないよ。」
とだけ言い、すんなりと話が進みます
実は上司も転職組だけに会社を辞めて転職する事に対しては理解はある様子
ただ、逆に全く引き止められなかったのも何かちょっと悲しいものがあります
(所詮その程度の存在意義だったんだろうかと若干の自己嫌悪)
ここからは会社の方で退職の為の手続きを行うらしいので
一旦会社からの連絡を待つ事にします
ちなみに退職時期は上司と話し合って2022年1月初旬とする事にしました
(12月のボーナスと給料だけはしっかりと頂くため)
そして11月最後の日
職場の上司から退職の案内連絡が来ました
後日送られてくる書類を記入し提出すれば晴れて自由の身だそうです
ドラマなんかでよくある封筒に入った
「退職願」
みたいな仰々しいものは一切なくて、驚く程事務的に話がすすんでいきます
はじめて知ったんですが
会社って思ったよりあっさり辞められる
んです!
最後の最後にサプライズ(A社からの飛び入りオファー)
先日エージェント経由でエントリーした市内出版社G社(エンジニア職)は面接まで至らず
あっさり書類落ち&お見送りの連絡が来ていました
まぁ、もう内定1個持ってるし、この期に及んで今更痛くもかゆくもないです
(元々ダメ押しのつもりだし)
という事で、
ここからは日がな一日プログラミングして、たまに銭湯行って、好きなもの食べて
人生最後の冬休みを堪能しましょ!
なんて考えていたら
その日の昼前にビズリーチから一通の通知がやって来ました
【企業からのスカウトメッセージ】
(もう、今更何でもいいよ笑)
メッセージ欄に目をやると
天下のT自動車様御用達の超大手制御部品メーカー(A社)から
職種に目を通すと
【データサイエンス職】
(は、まじか!?)
C社の内定承諾回答期限まであと1週間と言うこのタイミングで??
もうとっくに諦めていた
IT系オファー、しかも超大手!!
(いや、でもやばいぞこの状況。もう内定出てるしな。
この状況は正直に伝えた上でもしも選考受けさせてくれるんなら考えてもいいかな、、、)
というワケで、実はすでに内定が一社出ているという状況を📧で伝えたところ
なんとその数十分後、A社の人事担当から直接Tell📞
「それなら早速明日、Teamsで面談をしませんか?業務のご説明をします。」
さすが天下のT社御用達企業!レスが早い!
こちらも即答でOKし、明日の午後の面談が決定
こりゃ、転職活動もうひと頑張りしなきゃな、、、
あとがき
とまぁ、こんな感じで11月が終わりました
この時点での戦果は
5戦1勝3敗1分け(お断り)
次回
【僕が会社を辞めるまで】最終章:退職、そして再始動!!
に続きます
コメント
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