【僕が会社を辞めるまで】最終章:退職、そして再始動!!

ここまでご覧いただきありがとうございます

今回の記事で僕が会社を辞めるまでのお話は最後となります

 

これまでの経緯はこちら↓↓

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はじめに まず初めに、これは僕が大学卒業後から8年間ずっと勤めていた会社を辞めるお話です これを記事にしようと思ったのには2つ理由があります①後々改めて見返した時の備忘録として整理しておきた...
【僕が会社を辞めるまで】第二章:休職、そして転職活動開始
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【僕が会社を辞めるまで】第三章:ついに決着?どうなる僕の転職活動
11月に入り転職にも動きが見え始めます会社には正式に辞意を伝え、引き下がれない状況になります これまでの経緯はこちらの記事をご覧ください↓2021年11月休職期間も1か月が経...

2021年12月

12月はいよいよ先月末に飛び入りエントリーしたA社の選考に挑みます

休職生活第8週(12月第一週)

この週はA社の初面談がありました

A社面談

12/1

午後に早速、A社とWeb面談

 

さっそく一番の疑問をぶつけてみる

僕「どうして自分にオファーをしたのか?データサイエンティスト候補なら経験あるプログラマーやエンジニアを取った方が良いのでは?」


技術担当の回答は以下

  • 『純粋なITエンジニア』ではなく『製造の現場を知るIT経験者』を必要としている
  • プロフィールからエンジニアに必要な素養である『学習意欲と自走力』を感じた
  • コラム欄に書いてある『自宅でサーバーを立てた経験』に関して、そういうものは仮に欲しいと思っても普通は自分で作ろうとは思わないのにそれをやってのけた。ある意味『もの好き』『変わり者』さが面白いと思った(笑)

 

なるほど、

半ばヤケクソで書いたプロフィールに食いついた

というワケ

(転職サイトのプロフィールはどんな些細なことでもそれっぽく書いてみると”吉”、たとえ趣味みたいな事でも意外と興味持ってくれる人がいます)

 

面談では残業時間はやんわりはぐらかされましたが、労働条件は以下

  • リモート勤務も可能で比較的フレキシブルな働き方もできる
  • 給与は今の水準か、それ以上が見込める
  • 本社勤務、転勤無し

 

話を聞いてみると正直、業界にも製品にもあまり興味はないが

それより何より業務内容(データエンジニア職)は興味ある分野で、断る理由がない

ぜひとも選考に進みたい!!

 

しかし、C社の内定承諾回答期限が気になるところではあり

そこが唯一悩ましい、、、

兎に角、その日の内にA社にはエントリーの旨を連絡

 

 

余談ですがその夜、ビズリーチから追加エントリーしていた豊田の食品機械ベンチャー(TM社)の書類結果が来ていましたが、書類落ち。ですがもはやこんなものはどうでも良い。

友人・家族の反応

友人の反応と家族(身内)の反応はやっぱり全然違います😅

元同僚スギモトくんの反応

翌日、日中は友人のスギモトくんとサウナの約束をしていたので栄のウェルビー

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スギモトくんは高卒で入社して2年目にして

リベ大・両学長に触発され退職、今は個人で動画クリエイター兼ディレクターしている起業家

 

そんな彼といまだに交友があるのは彼もまた重度のサウナーだからです

(というか、何を隠そう僕が在職中に彼をサウナの沼に引きずり込んだ張本人なのです)

 

そんな彼に現在までの顛末を話すと

「さすが〇〇(僕)さん!C社蹴って、A社のIT転職しましょ!」

ノーペイン・ノーゲインッスよw」

 

スギモトくんはノリが軽くて軽率なところはあるが、意外と考えはちゃんとしてるし着眼点も良い

フットワークが軽く行動力もあり、失敗を恐れず新しい事にガンガン挑戦できるガッツもある

 

加えて、どこか憎めない天性の人懐っこさと言うか可愛げがあるから、

こうして退職後もたまに会っていたりもする

 

スギモトくん「ちなみに今、うち人いなくて困ってんで、よかったら一緒に仕事します?」

「A社落ちたらそれもアリかもね、考えとくわw」

(それはそれで面白そうだな、独身だったら乗ってたかも)

母の反応

その日の夕方

たまたま実家に母が来たので

  • 現在休職中で仕事はもう2か月近くしていない事
  • 会社を辞めて転職する事

を初めて伝えました

 

案の定、超ヒステリーモードで激怒&叱責の嵐!!

(ちなみに一年半前に会社辞めようと思った時も超責め立てられました、、、)

本気で会社を辞めようと考えている件①
今回は子育て全く関係ないです。今少しだけ冷静になれているので、できるだけ早くこの気持ちをすぐに文章にしなければと思い筆をとっています。なぜブログ自己都合です。こっそり日記帳にでも書いとけって気もしましたが、ここ何ヶ...

母は父が営む町工場の経営を間近でずっと見てきたからか、中小企業に対する偏見がひどい

しかも

「転職は弱者の逃げ」

という持論を展開され、上司への退職宣言以上の100倍にめんどくさい事態に、、、

 

あぁ!めんどくさい!!

(だから親には言うの嫌だった、転職決めてから全部事後報告にしたかった!)

 

仕舞いには「今日来るんじゃなかった!!」とまで言われました

(いや、そもそも呼んでない)

 

そんな剣幕で責めたてられると

「そこまで否定されるような過ちを自分は犯してしまったのか?」

とさすがに自分の選択に不安を感じました

 

しかしこの場は妻のナイスフォローの甲斐あり穏便にお帰り頂いたものの

父へ改めて伝えるのが嫌で嫌でしょうがない、、、

 

(しかし改めて妻はスゴいと思いました。完全にうちの母親を抑える「ツボ」を心得てらっしゃる。

特に母親のプライドを刺激しない様にコントロールしつつ丸く収める手腕は見事ッ!持つべきものはデキる嫁ですね)

決戦準備(C社の内定回答期限延長&SPIの勉強)

12/3朝イチでC社に、とりあえず2週間の内定承諾回答期限の延長を打診

 

そして今日から適性検査(SPI)の勉強も始めることにしました

 インプット

適性検査は1次面接の後で、そもそも1次が受かるかどうかもわからないんですが

それまでた座して待つほどバカでもない

 

というわけでいつも通り娘を保育園へ、妻職場に送迎した後

新瑞駅前のBOOK OFFで中古の参考書を適当に2冊チョイスし購入(¥1,500也)

とりあえずコイツらを仕上げて挑むことにする

【史上最強の転職者用SPI 良く出る問題集】

 

【最新!SPI3 完全版】

そしてその足で瑞穂図書館に直行し、この日はひたすら問題集と格闘した

 

やってみてわかったが言語系(国語)がボロクソ

語句、熟語、慣用句が意外とクセモノで全然正答率が上がらない、、、

 

ボキャブラ系は「知らなきゃ解けない系問題」なので、

単純にどれだけ言葉を知っているかだけが勝負

 

ただ、こればっかりはテクニックもクソもない知識の積み重ねなので、

今からでもちょっとずつ詰め込むしかない

(そういや受験生の時もセンター国語は超苦手だったな)

 

ボキャブラ系は机にかじりつくよりも

耳から覚えた方が効果的

ってドラゴン桜の桜木先生も行ってた気がするので

 

YouTubeチャンネル

おいなりさんのSPI対策講座

おいなりさん〔SPI対策〕
「学びたい意欲のある人が学べる環境を」をコンセプトにYouTubeを始めました!どうも、おいなりです。ご視聴ありがとうございます。 今日まで教育業界で働いていました。 しかし、その中で、お金のない高校生や大学生、そして20代の若者からお金を頂くことに少しずつ疑問を抱くようになりました。 もちろん、仕事だから、サービスの...

を使って勉強することにしました

コレを送り迎えの車中と生活の中の空き時間、常に聞き続けることで脳に刷り込む作戦です!

 

そんな事をしているとA社から1次面接日程連絡とC社からも内定承諾可回答延長可能との連絡

 

とりあえずこれで決戦のための準備は整った

あとはやるのみ。

休職生活第9週(12月第二週)

父からの電話

母来襲の翌日、

昼間に父から急に電話がかかってきました

(こんな時間にかけてくるという事は今仕事してない事は母から聞いて承知なのだろう。)

 

「お前仕事辞めたんか?」

(やっぱり来たか…)

 

事情を話したところ、思ったよりあっさり同意してくれました。

それどころか

 

「やるなら失業手当も考慮に入れて時間かけて徹底的にやれ。」

絶対妥協するな自分のスキルアップになる転職をしろ。」

 

(母と違って話のわかる親父で良かった)

 

何はともあれ、家族の同意も得られたので

ここからは本腰入れてA社の内定を取りに行く!

A社1次面接

12/10
いよいよA社との1次面接
ご時世柄Web面接なので、気合を入れて上だけスーツを着込み、いざ開戦!

(リモートなんでまぁ、こんなもんです。見えるところだけちゃんとしてればOK!)

 

相手は人事担当と技術担当の二名

面接は人事担当が主導で基本的かつオーソドックスな内容のみ

 

特に困るような質問はなかったが、こちらの冗長な話し方を指摘された

(なるほど、簡潔な話し方の方がお好きと見える。これは次回に活かそう)

 

これまで他の面接で場数を踏んでいたので、聞かれやすいポイントはだいたい把握している

これまでの成果や失敗談、プログラミング力を示す為の「自作アプリ披露」

準備してきた矢はすべて命中!!

 

かなり好感触で終えられた

ただ今回は面接というよりも僕とA社とのマッチングチェックといった意味合いが強かった

休職生活第10週(12月第三週)

週明け、早速A社から連絡

【二次選考のご案内】

よし!まずは初戦突破!!

 

その場で即、二次面接の候補日を連絡

次の最終面接が勝負ですが、むしろ不安の種はSPI

早速翌日、Webの適性検査を受験

参考書は相当やり込んだし、語句の強化もできる限りしてきた

 

さぁ、あとはやるだけ!と意気込んで【試験開始ボタン】を押し

表示された例題に目を通して衝撃を受けました

 

ナニコレ全然形式違うじゃん!!www

 

テンパって無回答の設問もあった。

これはヤバいかも…

 

週末、適性検査の結果に関しては一切触れられることなく、最終面接の日程連絡

(え、適性検査はパスした、で、いいんだよね??)

 

最終面接は週明けすぐ!!

 

急だなぁ、でも、早いに越したことはなしッ!

休職生活第11週(12月第四週)

ついにここで2か月にわたる休職・転職の戦いに終止符が打たれます

ラストバトル:vs. A社(最終面接)

週が明けていよいよA社の最終面接

今回も形式はリモート

相手は人事部長技術部長の二人

 

これまでの幾多の面談・面接をもとに想定問答を準備し、

モニターに映らない角度でカンペを配置

(こういうことができるのもリモート面接のメリット)

さて、やれる準備はした

 

いざ『開戦』ッ!!

 

質問は基本的なものが多いが、こちらの回答に対して不明瞭な点を的確に突いてくる

手加減してくれている感は伝わってきたが、相当キレ者である事はやり取りから感じた

流石に手ごわい相手だが、まだ想定問答の範囲内

(大丈夫、問題ない。)

 

しかし後半、技術部長からの予想外の一打

「最近気になった弊社産業に関連するニュースはあるか?」

(やばい、これは予想外(;゙゚''ω゚''):)

 

しかしここは幸か不幸か休職中で時間があるのを良い事に、

毎朝のように喫茶店で日経新聞を読む習慣に救われた

(危ねぇ!日経読んどいてよかった!)

 

ヒヤッとする場面は多々あったが、今回の面接はC社よりは手ごたえはあった

 

合否結果は今日中に協議して、後日連絡とのことで面談終了

(とにかく、やれることはやった。あとは「果報は寝て待て」。)

 

そして二日後、A社の人事担当から連絡

 

【内定のご連絡】

 

やった!!嘘みたいな話だけど本当に受かった!!!

未経験でも、知識ゼロでも、時間なくても、子供いてもできる!!!

支えてくれた妻や応援してくれた友達にはただただ感謝しかない

みんな、ありがとう!!!

身辺整理のため最後の出社

12月某日

身辺整理のために午後だけ出社しました

テキトーに机の周りだけ片づけて帰ろうと思ったら意外にも大苦戦

  • 溜め込んだガラクタ
  • 持ち込んだ私物
  • 普通にゴミ

こんなもんが出るわ出るわ、分別するだけでも一苦労(;'∀')∩

 

実験室の試作品や分析サンプルも二度と使わないと判断し容赦なく廃棄

すぐに帰るつもりが気づけば3時間近く居てしまった

(お迎えの時間近いし早く帰りたい)

 

デスク周りを片付けていたら、他チームのマネージャが声をかけてくれた

「〇〇(僕)くんの選択は正しいと思う。僕みたいな年齢になっちゃうと、もう転職なんてできないから、社内を点々とするしかない。だから30代で転職の決断ができたのは正しいと思う。この会社は僕みたいに先が長くない人が支えればいいから、君は他所で自分の価値を高められる仕事をしなさい。長い人生だからね。」

この人には直属上司以上にお世話になっているけど、本当に人格者だ

こんな人が背中を押してくれるのは心強い

 

「有難うございます。」

とだけ言って、会社を後にした

  

しかし、

私物の持ち帰りだけでも、冬休み前の小学生かと言わんばかりの大荷物になってしまった

社員証も返却し、もう二度と会社の敷地を踏むことはないであろう

あとがき

長々と4回にわたって

僕が会社を辞めるまで、そして初めての転職を成功させるまでの記録をまとめました

 

今は次の仕事(2月~)に向けて事務的な手続きをしていますが

実質的なインターバル期間が2~3週間しかなく、短期間に結構やることがたくさん(退職手続き、入社手続き、社会保険申請可否確認、不要変更確認etc…)あって

もうちょっと休業期間長くしておけばよかったななんて、ちょっと後悔しています(笑)

 

ただ今回自分の活動を文章で書いて振り返ることで改めて事実と感情の整理ができました

 

また、記事を書きながら改めて気が付いたことや、知ってもらいたいことも思い出しましたので、

また個別に記事にしようと思います

 

【最終戦果

最後に今回の転職活動の戦績をまとめます

  • O社  不合格(最終面接落ち)
  • AT社 不合格(書類落ち)
  • B社 ?(エージェント経由で応募するも一切連絡なし)
  • DB社 不合格(事前面談後不採用連絡)
  • E社 お断り
  • TE社 お断り
  • TM社 不合格(書類落ち)
  • G社 不合格(書類落ち)
  • A社 合格
  • C社 合格

10戦 2勝 5敗 2分け(お断り) 不明1

つまり10社受けて2社合格(勝率20%)

マイナビの調査によると、

転職者の内定確率は

  • 書類合格:30%
  • 一次面接突破:30%
  • 最終面接突破:50%

つまり内定確率は0.3×0.3×0.5=0.045 ≒ 約5%

らいしのでそれと比べても勝率としては高かったと言えるのではないかと思っています

【転職活動、何社応募した?】平均応募社数や、選考通過・内定の確率はどれくらい? / 転職ノウハウ / マイナビ転職
内定が出るまで何社応募すればいい? 選考に受かる確率ってどれくらい? 年齢によっても応募すべき社数が違う!? 転職活動中の人のデータからご紹介。内定者の「やってよかった」「失敗した」実例も参考に、ぜひあなたの転職活動にも役立ててください。

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